睡眠外来

ぐっすり眠れていますか。昼間の活動と夜間の睡眠は表裏一体です。日々健康に、楽しく活動するためには、良質な睡眠は欠かせません。

日中に眠気が強い(授業中、仕事中、運転中などに耐えられない眠気があり居眠りする)、いびきがうるさい、睡眠中に呼吸が止まる、睡眠中に大声を出したり手足を動かしたりする、などの症状はありませんか。

睡眠に関する悩みや問題でお困りの方は是非ご相談ください。豊かな毎日を過ごし、自分らしく生きられるよう、一緒に良い眠りを取り戻しましょう。

睡眠時無呼吸症候群

大きないびき、繰り返し呼吸が止まる、日中に強い眠気がある、起床時の頭痛、夜間頻尿などの症状がよく見られる睡眠障害です。

睡眠が分断されることにより深い睡眠を得ることができないため、よく眠った感じがしなかったり、疲れが取れていない感じがしたりします。高血圧、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患、糖尿病、居眠り運転事故を引き起こす原因になります。

家族からいびき・無呼吸を指摘される、運転中に眠くなることが多いなどの症状がある場合は是非ご相談ください。

ナルコレプシー

十分な時間眠っても、日中に強い眠気が生じ、授業中や仕事中に突然居眠りをしてしまう睡眠障害です。

大事な会議中、試験中や運転中など、通常では居眠りしない状況でも眠ってしまいます。また、喜んだ時や笑った時などに体の力が抜ける発作が生じる、寝入りばなに悪夢を見る、金縛りになるなどの症状が特徴的です。日本人では13~15歳頃に発症のピークがあり、600人に1人はいるため、決して珍しい睡眠障害ではありません。

上記のような症状がある場合には早めにご相談ください。

その他の睡眠障害

現在、睡眠障害の国際分類では70種類以上の睡眠障害に分類されています。睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシー以外にも、むずむず脚症候群、レム睡眠行動障害、概日リズム睡眠・覚醒障害などがあります。

睡眠中の異常行動などがある場合には是非ご相談ください。

診察時間

診察は毎週土曜日の午前にしています。

  • 内科 熊谷 元 くまがい はじめ

    略歴
    資格・専門医・所属学会
    日本睡眠学会総合専門医・評議員